要点抑えて理解が深まる!社員研修の極意。

研修対象層の直接、間接のニーズを把握しよう。

社員研修の目的は三つあげられます。「企業理念理解の向上」「ポテンシャルな能力向上」「担当分野の問題解決力の向上」です。受講対象社員に期待する「研修の成果は何か」を考えて企画が立案される必要があります。それは、実施される「研修の背景に有るニーズは何か」の視点に立った企画です。研修ニーズは二つに分けられ、直接ニーズと間接ニーズです。直接ニーズは、特定の技術的マスターが求められる場合です。外国語習得、財務諸表の読み方、マーケットの調査方法などが代表例です。管理技術の習得もこの中に入ります。間接ニーズはマネジメント力の向上、人間関係造りなどがあげられます。これらのポイントを押さえることが「要点を抑える」ことにつながります。研修の成果を上げる手法(極意)は、第1に見える化の追求です。図解、数字の活用は必須です。第2が受講対象者の上司の関心です。受講者からの報告は必ず求める必要があります。

社員研修の成果を上げるエンゲイジメント管理

エンゲイジメントは社員の所属組織に対する自発的な貢献意欲と定義されています。社員研修業界で良く耳にする言葉として「研修効果は2週間から2ヶ月しか持たない。」という会社側の嘆きがある、という話です。これは、会社側に隠れた問題があるということです。社員研修の極意を考えるとき、短期的な技術的な考察だけではあまり効果がありません。多くの場合、社員は上司の指示の元で仕事をし、上司の関心に注目しています。受講した研修に上司が関心を示さない場合は、研修結果がゼロになることさえあります。研修の結果として資格取得に成功した場合などのの会社・上司の評価は重要です。褒め言葉だけでも良く、会社・上司が社員研修に関心がある風土造りが研修の成果を生みだす土壌になります。この風土造りはやがてエンゲイジメント管理の向上につながり、社員の自発的な組織への貢献が一段と高って行くでしょう。